自家製本格スパイスカレー!!初級編

自家製本格スパイスカレーのレシピ
店員さん

おかわりナン?おかわりナン?

まんまるプップ

ひとつ!!

行きつけのインドカレー屋さん。
いつもニコニコ、ナンのおかわりを断るとショボンとする店員さん。カワイイ。

スパイスカレーマスターになるのは兼ねてよりの夢でした。

「付き合ってはいけない男3C」カメラマン、クリエイター、カレーをスパイスから作る男…
小生、一眼レフを齧っていたり、本業がデザイナーだったりしますので、いよいよ役満の「付き合ってはいけない男」デビューでございます。

バターチキンカレー

まずはコレだけやればOK!スパイスカレーマスターへの第一歩を全てお見せしましょう。

目次

スパイスカレーの概念図

スパイスカレーの基本構造はこうなってます。コレさえ覚えれば、あとは具材を変えてアレンジ自由。

スパイスカレーの基本構造

カレーペースト

炒めた玉ねぎやトマト、スパイスなどからなる「カレーの素」
自分でスパイスを調合するのが楽しい。

スパイスカレー屋さんで色々なカレーを用意できるのは、このカレーペーストを共通にして加えるものを変えているからだそう。

メインの具材

カレーのメインになる具材鶏肉(チキン)、豆(ダル)、ひき肉(キーマ)など。

ベース

カレーのベースヨーグルト、生クリーム、トマトソース、ほうれん草ペーストなど。

例えば、鶏肉(チキン)+スパイス(マサラ)でチキンマサラカレー、
羊肉(マトン)+ほうれん草(サグ)でマトンサグカレー、といった風にカレーを特徴づける具材から名前がつきます。
(具材名以外にも、地方の名前等がつくこともあるらしい。調べてみると面白い…)

スパイスでカレーペーストさえ作れるようになれば、具材やベースを変えて色々なカレーが作れるようになる!

スパイス、まずはコレから

スパイスはとりあえず下の5つがあればOK。インド人の店員さんがやってるインド食材専門店で、

店員さん

「カレー初心者セット!」

としてまとめ売りされてたんで間違い無し。笑

粉末状になったパウダータイプをとりあえず買えばOKらしい。

クミン(香り)

ザ・カレーの香りがするスパイス。コレを入れた瞬間に、「あ、カレーやわ」となります。

コリアンダー(香り)

爽やかな香りがするスパイス。パクチーの種ですが、葉とは全然違う匂いです。
とろみがつくこともあり、香り的にも物理的にもカレーがまとまります。
以前はコレを入れてなくて苦労しておりました…

ターメリック(色)

カレーの黄色をつけるスパイス。いわゆるウコンです。
ご飯を炊くときにちょっと入れると黄色い「ターメリックライス」になって、本格カレーの雰囲気がアップします。

ガラムマサラ(混合スパイス)

ガラムマサラというスパイスがあるわけではなく、様々なスパイスをブレンドした混合スパイス。

上記のクミンやコリアンダーと被ることもあり、レシピによっては使わないものもありますが…
カルダモンやシナモンなどの「揃えていくと大変な」スパイスが色々入っているので、深みのある味わいにするために愛用中。

レッドペッパー(辛味)

唐辛子の粉末。ガラムマサラにも入っているので個人的にはあまり使わないですが、辛いカレーが好きな場合はコレで辛さを調整します。

インド人の店員さんにスパイスのオススメを訊いたら、レッドペッパーを渡されました。多分辛いのが好きなんだな。

これらのスパイスをお好みで混ぜると、オリジナル調合のスパイスができます!
基本的には同じ分量ずつで、辛味はお好みで調整が良いかと思います。
僕は香り・混合スパイス系は多め、色・辛味系は少なめで調合してます↓

スパイスの調合

まずはクミン、コリアンダー、ターメリック!
ガラムマサラは色々入ってて、辛いのが好きならレッドペッパーも。

用意するもの

まずは基本のバターチキンカレーからいきましょう。以下買い物メモ↓

バターチキンカレー(2人分)

  • スパイス5種 合わせて大さじ1〜2
  • 玉ねぎ 1個
  • トマト 1個
  • 鶏もも肉 200gくらい
  • ヨーグルト 100gくらい
  • バター ひとかけ
  •  適量
  • ニンニク、ショウガ(あれば)

スパイスカレーのレシピ(バターチキン)

基本のバターチキンカレーの作り方です。

カレーペーストを作る

STEP
玉ねぎを適当に切り、バターを熱した鍋で茶色くなるまで炒める

玉ねぎを炒める

玉ねぎは溶けるから、みじん切りでなくてもいいヨ

STEP
②ニンニク・ショウガがあれば加えて、香りが立つまで炒めるニンニクと生姜を加える
STEP
③切ったトマトを加えて、崩れるまで炒める
トマトを加える
STEP
④火を弱火にし、スパイスを加えて、馴染むまで炒めるスパイスを加える

ペーストが完成!小分けにして冷凍もできます。こんな感じになってればOK↓

具材を足して炒める

STEP
④鶏もも肉を投入。表面が焼き目がつくまで炒める肉の表面が焼けるまで

焦げないように注意

STEP
⑥ベースとなるヨーグルト、水を加えて煮込む肉を入れて煮込む
STEP
塩で味を調整して完成!
盛り付けて完成

お皿を本格的なやつにしたらテンションアップ笑
塩はほんの少し多めに入れると味が引き締まって美味しい(気がする)

スパイスカレーの作り方
・玉ねぎとトマトをしっかり炒めて、スパイスを混ぜる!(カレーペースト)
・具材→ベースの順に入れて煮込む

色々作ってみる

メインの具材やベースを変えてみる

チキンをポークに変えて「ポークマサラ」

ポークカレー

ヨーグルトをほうれん草ペーストとクリームチーズに変えて「チキンサグ」
ほうれん草を茹でてみじん切りにしたけど、ブレンダーでペーストにする方が良かったカモ…

サグカレー

野菜ゴロゴロの「キーマカレー」も…
ナスが肉の脂を吸って激ウマになる。

キーマカレー

シャバシャバカレー対策

あるあるなのが「スープカレーになっちゃった!!」という失敗。僕もよく悩まされました。
こういうやつですね…コレはコレで美味しんですが

シャバシャバカレー

コリアンダーを多めに入れる

コリアンダーにはとろみを出す効果があるらしい。確かに、コリアンダーを使いだしてから失敗なし…もしかしたら凄いカモ

ベースを工夫する

トマトソース缶など、とろみが少ないベースを選んだ時にはシャバシャバになりがちです。煮込み時間を伸ばせば解決すること多し。
ベースにヨーグルトやチーズを加えると、素材のとろみをそのままつけられます。

まんまるプップ

スパイス研究や、具材研究は「上級編」で書き記しましょうかね。乞うご期待…

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この記事を書いた人

休日めし職人。師匠は料理の先生である祖母。
本業はデザイナー。時々イラストレーターもやります。
10年にわたるめし研究の成果を書き残すべく、図解付きの備忘録ブログを始めました。

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